途方に暮れる夜が嫌い…

ミッツママの気まぐれ日記
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ママの自己紹介
ママの出勤は水曜と金曜の夜
皆様こんばんは。
そして初めまして。

東京・丸の内の新名所、人呼んで“全力で生きる女たちの駆け込み寺”、スナック『来夢来人』のママをさせて頂いておりますミッツと申します。

今夜から始まります私の徒然日記ですが、まだお目にかかっていない貴女、そしてお目にはかかっているものの、お互いお酒が過ぎてよく覚えていない貴女のために、まずは簡単に自己紹介など。

ミッツ・マングローブ。

これが私のフルネームです。
お名刺を渡すとき、100人中98人の割合で「マングローブ!?」といった、素っ頓狂な反応を頂きます。

そして、100人中67人の割合で「沖縄の方なんですか?」という問いかけを頂戴します。

さらに、さすがは丸の内。時代の波をライド・オンする垢抜けたお客様からは、
「エコ。なんですか?」と、人を低燃費車のようにおっしゃってくることも少なくありません。

残念ながら、私は沖縄出身でも南方系でもなく、海やジャングル愛好家でもなく、もちろんエコロジーとはほど遠い、人よりも多くの二酸化炭素を排出するオカマです。燃費も最悪。常に空腹です。観葉植物にも興味はありません。ごめんなさいね。



では、なぜに“マングローブ”なのか。

私は『女装』というスタイルで様々な芸事や活動をすることを生業としているオカマです。
歌を唄い、踊りを躍り、芝居を扱き、人様の形態を模写し、人前で喋り、物を書き、酒を飲み、街を歩き、笑いや喝采やため息を取るのが仕事です。

女装家?女装屋?女装タレント?
まだまだ名前すら付いていない日本における女装芸能(玉三郎、美輪、青島幸男、ピータ、ばってん荒川、桜塚なんとか)の末端と、ご理解ください。

そんな私が女装を始めたのが、約10年前。
ゲイが多く集まるディスコやクラブといった文化圏から発生した女装たちは、『ドラァグ・クイーン』なんて呼ばれ方をされており、そこが私の原点であります。

とりあえず大袈裟かつ洋風な芸名を付けることが当時の風潮で、単純にサウンドと字面のみを追求して辿り着いたのが、“マングローブ”という名前なのです。

当時はそれが南国の海に生えている、至極荒々しい植物の名前だとは露知らず。
「イギリスかどこかの貴族みたいな名前でイイじゃない!」なんてはしゃいでいたことを思い出します。

ちなみに“ミッツ”は、学生時代から呼ばれていたアダ名です。
適当にご想像ください。


「お名前の由来は?」
一晩に何百万回と訊かれるたびに、本来でしたらこんな風にしてお答えするのが筋と思いつつも、

「母方の祖母の旧姓ですの。」
なんて答える、私はそんな女です。

だって、私の名前のことなんかよりも、女同士話したいことは、もっとたくさんあるはずじゃない?


だから今夜も、「自己紹介は手短かに行きましょ。」と心に決めながら、貴女がそのドアを開けて入って来るのを、私はグラスを傾けながら待っているのよ。






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